栃木市 大平山

測定日:2017年11月25日 10:00~ 14:40 晴れ 北西の風2~4m

測定地: 栃木県栃木市平井町

測定方法 HSF-1(シンチレーション)、地上高5cm を歩行による移動測定、地上高5cm・50cmの定点測定

移動測定 平均空間線量 0.056 μSv/h


説明


《 定点測定 》

分岐点でどちらに行ったらいいのかわからず、年配の女性に聞いたのが間違いのもと。登りの苦手なわたしたちには直角にも思えるほどの岩登りになってしまいました。先が思いやられるー  空間線量は低くてよかったです。

この分岐はどちらを選んでも同じ場所に着きます。放射線に関してはセシウムのピークは表れていません。

このベンチでお昼を食べていたグループがいました。大平山の登山道にはお弁当を食べる場所はあまりないようです。わたしたちはパラグライダーのテイクオフでお昼にしました。風がフォローで飛ぶ人がいず、みなさんの休憩所になってました。ちょっと高めの空間線量ですがここはしかっりとセシウムのピークが表れています。

奥に見える山並には日光男体山も見えました。登山道途中、もう少しで山頂かな? とつぶやくと、まだまだ、もう少しがんばれば富士山がきれいに見えるよ~と、励まされ、やっと到着。残念ながら曇ってしまい、微かにしか見えませんでした。ここもまったくセシウムのピークがみえません。自然放射線の影響ですね。

写真に写っている宇都宮からのご家族。ママが赤ちゃんをおんぶしてずーと歩いています。4,5歳のお嬢さんもパパの誘導でがんばって歩いてます。急坂は後ろ向きになって一人で降りてました。お兄ちゃんもみんなたくましいー ここではわずかですがセシウム137のピークがありました。

セシウムはこんなところに溜まっていました。晃石山頂の下の山道です。斜面から流れ落ちてきて、溜まったものと思われます。大平山の測定で、最も線量の高いところでした。

大勢の観光客で賑わっていました。これから山に登る人、山から下りてきた人、ドライブでここまで来た人、さまざまです。線量はどこも低く、問題のある場所はありませんでした。


《まとめ》

 栃木県の小中学校、高校では、定番の観光地のようです。遠足からマラソン大会まで、ネットを検索するといろいろなレポートが見られます。近所のみかも山と同様、全山、放射能に関しては問題ありません。
 山からの景観でもっともよかったのは、晃石山山頂のちょっと手前にあるパラグライダーのテイクオフ場からの眺めでした。遠く筑波山までの平野が見渡せます。