水上町 諏訪峡歩道

測定日:2017年9月3日 10:10~ 14:00 晴れ 南の風1m

測定地:  群馬県利根郡みなかみ町湯桧曽 一の倉沢

測定方法 地上高5cm を歩行による移動測定、地上高5cm・50cmの定点測定

移動測定 平均空間線量 0.084μSv/h


 道の駅水上町水紀行館からスタート、清流公園と諏訪峡散歩道を測定しました。午後の遅い時間でしたが、多くの観光客が訪れていました。諏訪峡大橋では、バンジージャンプを楽しむ若者を見ました。

 ここは谷川一ノ倉沢に比べると空間線量はぐっと落ちます。人の手が入っているからか、放射能があまり降らなかったからか、わかりません。ところどころに線量の高い所もありますが、ホットスポットは見つかりませんでした。


《 定点測定 》

橋のたもとの芝生広場です。ほどほどの空間線量はありますし、グラフにはセシウム137の山もはっきりしています。清流広場からここに歩いてくるの道もほぼ同じような線量でした。

利根川が下を流れています。この手前の諏訪峡大橋でバンジージャンプをやっています。ここの空間線量は高めですが、グラフを見るとセシウム137の山がありません。自然放射線の影響を受けた場所だとわかります。砂利や砂の影響でしょう。

アラームがなったので測定しましたが。平らな土の歩道で、草も生えていますが、どうも砂が撒かれている様子です。セシウム137の山がはっきり見えず、写真2同様、自然放射線の影響を受けているようです。

斜面の中腹の歩道です。土は粘土質かもしれません。セシウム137の山ははっきり見えます。歩道脇の草の根にセシウムが集まっているのでしょう。9月3日に撮った写真ですが紫陽花です。

 池の周囲の草地です。芝生だったのかも知れませんが、雑草の方が優勢です。でも刈り込まれています。子どもや観光客があちこちで遊んでいました。右のグラフではセシウム137が写真4とほぼ同じ高さです。この広場全体がこんな感じでした。「これでは子どもを遊ばせられない」、「このくらいなら大丈夫」は、保護者の判断です。


《まとめ》

埼玉県内の公園の平均からするとやや空間線量の高い公園です。しかし、三郷市周辺や秩父大滝ならこれくらいの線量の公園も多くあります。とはいえ、谷川一ノ倉沢の帰りに測定したせいか、ほっと安心したのも事実です。 

水上温泉で宿泊、谷川観光のコースが一般的ですが、子連れの場合はここでストップするのが懸命かも知れません。


水上町 その他の測定ポイント

諏訪峡歩道 たくみの里 矢瀬親水公園