高崎市 観音山ファミリーパーク

測定日:2017年10月9日 10:20~ 14:30 晴れ 南東の風2m

測定地: 群馬県高崎市寺尾町1064−30

測定方法 地上高5cm を歩行による移動測定、地上高5cm・50cmの定点測定

移動測定 平均空間線量 0.046μSv/h


かつて、ここはカッパピアという遊園地でした。2011年ここは完全に更地なり、その後何年かかけて「観音山ファミリーパーク」として開園したそうです。つまり2011年3月11日福島第一原発事故以降に作られた新しい公園です。原発事故以降に作られた公園はどこでもそうですが、空間線量は低く、原発事故の痕跡はほとんど見つかりません。


《 定点測定 》

BBQ場、ふわふわドーム広場とも、清潔感あり、非常によく整備されています。大勢の家族が楽しんでいました。みなさん慣れた様子で車からお道具一式を運び出し、係りのおじさんからバケツとトングを受け取り、子どもたちも手伝いながらバーベキュー開始。おいしそうな匂いが漂って来ました。さっ、こちらは測定開始。放射能に関しては心配ありません。

自然の森の道ですが、舗装道路もあり、土の道もあります。ずいぶん古びた感じもしますが、階段などはしっかり整備されています。この散歩道も放射能に関しては問題ありません。

自然の森を抜けて、ふたたび芝生広場、遊具広場に戻りました。写真5の場所も、他に比べると0.02μSv/hほど高苦なっていますが、セシウムの汚染ではありません。おそらく、舗装道の石材(骨材)からの自然放射線だと思われます。写真6は広い斜面の下ですが、セシウムが溜まっている様子もありませんでした。このロングスベリ台とても人気があるようで、順番待ちの列ができてました。降り口ではパパ、ママ、ジジ、ババがカメラ、ビデオで待ち構えていました。

写真7、写真8とともに、非常に空間線量は低く、安心エリアです。かなり広い場所ですが、どこも低い空間施療でした。児童遊具広場でまだ歩くことができない赤ちゃんにスベリ台をさせているパパを発見、微笑ましい光景でした。


《まとめ》

 旧カッパピアの印象が強いせいか、新しい公園に生まれ変わったことを知らない人は多いかも知れません。放射能を心配することなく、BBQをして、子ども遊ばせて、なかなかいい公園だと思います。駐車場には県外ナンバーはほとんどなく、主に地元の人に利用されているようです。

 なお、この公園に関しては2011年福島第一原発事故以降に開園した公園なので、公園放射線マップ「群馬編」には掲載しておりません。 


高崎市 その他の測定ポイント

榛名山 倉渕せせらぎ公園