群馬県伊勢崎市 いせさき市民のもり

測定日:2017年9月16日 13:41~ 16:46 曇りときどき晴れ 南西の風1m

測定地:伊勢崎市山王町2663番地

測定方法 地上高5cm を歩行による移動測定、地上高5cm・50cmの定点測定

移動測定 平均空間線量 0.044μSv/h


よく整備された大規模公園です。駐車場、子どもの遊具から運動施設、ウォーキングコースなど充実しています。


《 定点測定 》

広大な芝生広場です。広々とした、なんとも気分の落ち着く空間です。空間線量もどこも低く、排水施設もしっかり機能しているようです。

この公園の中で最も空間線量が高かった場所です。落ち葉がたまる林間です。周辺全体がこの線量というわけではありません。ここは、少しくぼんでいて、雨水がたまるのでしょう。夏場は木陰の涼を求めて、こうした場所にシートを広げお弁当を食べるのかも知れません。わずかでもくぼ地、木の葉がたまっているような場所は避けたほうが懸命です。

ジャブジャブ池の隣の芝生、ここの空間線量は低く安心エリア。とはいえ、上右グラフには低線量は低線量なりにセシウム137のピーク(山)が見えます。どこであれ、セシウムは存在しています。

ここは全体から見れば、くぼ地ということになります。排水施設もありますが、はやり上の方よりは空間線量も高くなっています。右上のグラフでもセシウム137のピーク(山)が現れています。土壌も測定すれば200Bq/Kg前後にはなると思われます。

ふわふわドームの隣の砂混じりの芝生地です。どこの公園に行ってもふわふわドームは大人気、子どもたちは際限もなく跳び続けます。空間線量の心配ありません。基本的に砂が撒かれた場所の線量は低くなります。セシウムは砂を透過して、地下に潜ってしまうからです。

丘の頂上、雨水は下に流れていくので、当然のように低線は下がります。とはいえ、丘のふもとも特に線量の高い場所はありませんでした。

幼児向けの遊び場、ふわふわドームの近くです。ここも問題ありません。


《まとめ》

 深谷~上里にかけての埼玉には、こうした設備の整った公園はありません。車で30~40分なので気楽に出かけられます。放射能のことなど心配せずに、子どもとのんびりすごせる公園だと思います。

 伊勢崎市では、2公園を測定しましたが、ともに非常に低線量です。隣接する埼玉県とほぼ同じ。群馬県の北部の山間部とは全く違う結果となりました。


伊勢崎市 その他の測定ポイント

 華蔵寺公園

 

伊勢崎市の除染基準:公園