測定日:2017年6月14日 16:10~17:40 晴れ 南東の風2~3m
測定地:埼玉県秩父市三峰298−1
測定方法:地上高5cm を歩行による移動測定、地上高5cm・50cmの定点測定
移動測定 平均空間線量 0.062μSv/h
《三峯山頂 三峯神社側》
《三峯山頂 三峯千年の森側》
前回の測定対象から外れた三峰神社ですが、私が小学生のときは、ここに林間学校で泊まりました。神社の境内は民有地ということで、南東側の公園を中心に測定しています。駐車場から、雲取山登山口に向かう杉並木の山道ではセシウムが濃縮していましたが、森林内は低線量でした。また、広大な(有料)駐車場ですが、たまり土などはありませんでした。駐車場は神社が運営で有料なのかと思ったら、なんと秩父市の運営でした。
《 定点測定 》
写真1・2は同じ道、舗装道の両側にはセシウムがたまっています。山から流れ落ちた雨水がいったんここに止まり、セシウムが溜まるのでしょう。ここより下の道路は問題のない値でした。排水路の有無が関係するのかもしれません。
森の中です、空間線量は0.05µSv/hですが、きれいにセシウム137のピークが見えます。5cm高と50cm高の空間線量がほぼ同じことから、全体的な空間線量だと思われます。
ここは県営施設です。いかにもセシウムの溜まりそうなポイントですが低線量です。
《まとめ》
ここだけの測定では、三峰山の全体像はつかめませんが、三峰神社と隣接する公園のセシウム汚染はそれほどではなかったという印象を持ちました。
ところで、帰りの車道でサルの群れに遭遇しました。車の通りはほとんどない時間帯でしたが、車道を群れで移動しているのには驚きました。赤ちゃんザルを抱えたサルが何匹もいました。
秩父市 その他の測定ポイント
羊山公園・ミューズパーク・大滝元気プラザ~栃本広場・滝沢サイクルパーク・中津峡森林科学館周辺
※秩父市の除染基準 面的0.23μSv/h(1m高、50cm高)、局所的1.00µSv/h(1cm高)
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