群馬県川場村　川場田園プラザ

測定日：2017年5月19日　12:00～13:45　晴れ　南東の風2～3m

測定地： 群馬県利根郡川場村大字萩室385

測定方法　地上高5cm を歩行による移動測定、地上高5cm・50cmの定点測定

移動測定　平均空間線量　０．０８３μSv/h

遊べる食べれる道の駅、川場田園プラザ。地元の新鮮野菜・果物が買えるファーマーズマーケットや、地元食材を使用したレストラン、パン工房、ビール工房、カフェや日帰り温泉などがあり、お年寄りからお子様まで楽しめるそうです。測定日もとてもたくさんの人で賑わっていました。小学校の遠足の子どもたちもいました。

※放射線の線量区分について

埼玉県内とは違う色分けとなっています。埼玉基準ですと半分以上が赤になってしまい色分けの意味をなさなくなります。

《 定点測定 》

写真１　3歳くらいの子が何人も遊んでいました。お尻の下にプラスチィックの板を敷いて滑っていましたが、手も足もお尻も人工芝にくっつきます。右表のセシウムカウントには驚きです。人工芝の下にセシウムが固着してしまっているものと考えられます。人工芝を剥がし汚染土を取り除き新しい人工芝に張り直してほしいです。

写真２　ゲレンデ上と同じです。雨水は下に流れてくるので下のほうが線量が高くなっているのでしょう。

写真３　こちらの芝生は問題ない空間線量です。こちらは除染したのでしょう。こっちで遊べばいいのに。

写真４　ここも人工芝の隙間に溜まってしまったセシウムなのでしょう、ピークが表れています。ですが、それほど心配する値ではないようです。

写真５　きれいに刈り込まれた芝生地です。駐車場の出入り口の直ぐそばです。若干他のところより低くなっていましたが、ここまで濃縮されるものかと思いました。

写真６　よほど混んでいないと使われることはない駐車場のわきです。ほどほどに草は刈ってあり、掃除はされていました。ほとんどのなんでもないただの地面の放射線量が0.1μSv/hを超えていました。

川場町のお勧め行楽施設のようです。小さいこどものためのプレイゾーンも設置されており暑い中次から次に子ども達が遊びに来ていました。アスファルト舗装されている場所が多く、0.1以下の線量はアスファルトの所が多かったです。遊具広場は2012年の様子をみると芝生だったので線量の低い場所は芝を剥がし除染したと思われます。ブルーベリー園のまわりも同様に低く、土の所等除染できる場所はほとんど除染したのではないかと思われます。

川場村　その他の測定ポイント

川場村の除染基準：公園　50cm高　１μSv/h