川島町 平成森の公園

測定日:2016年11月5日 10:30~13:30  晴れ 南東の風1~1.5m

測定地:川島町下八ツ林920

測定方法 地上高5cm を歩行による移動測定、地上高5cm・50cmの定点測定

移動測定 平均空間線量 0.051μSv/h

まわりを畑に囲まれた広い公園です。計画されたのが"平成元年"だったことから、これを記念して「平成の森」と命名されたとのことです。園内には、多目的広場、芝生広場、水遊び場、アスレチックコーナー、日本一長い「バラのトンネル」、ショウブ園、ちびっこ広場、まさになんでもありの総合公園です。


《定点測定》

写真1 かなりたくさんの子どもが遊んでいました。空間線量は低く安心です。

写真2 広い陸上競技場の中の芝生地です。もくもくとランニングする男性が一人いました。

定点3 空間線量が高いのは撒かれた白い砂から自然放射線のせいと思われます。地表、50cm、1m高の測定結果からも面的に線量が高いことがわかります。アスレチック広場と名づけられていますが、写真の遊具が一つあるだけです。子どもは写真1の遊具広場で遊ぶようです。よかったです。


《まとめ》

平日の測定でしたが、ほどほどの人出です。空間線量に関しては全く問題ありません。バラのトンネルの道と小山の頂上に撒かれた白い小砂利からの自然放射線が高く、計測値は0.08~0.1μSv/h。しかし、こうした場所の土壌のセシウムを測定するとたいていは100Bq/kg以下、HSFの簡易核種分析のグラフから判断しても50Bq/Kg前後だと思われます。この部分は計測不能 で非 表示としました。


川島町 その他の公園

八幡中央公園・下伊草公園

 

※川島町の除染基準 県の除染基準に準ずる

埼玉県の除染基準はHPを見る限り、1μSv/h(1m高、50cm高)と読めます。秩父市やさいたま市の担当者もそのような説明を市民にしています。しかし、当会が県の担当者に聞いてみたところ、県の施設では0.23μSv/h(1m高、50cm高)で除染を行っていると説明されました。実際、当会は県の運営する公園、大宮公園、はなさき水上公園、県民福祉村、羽生水郷公園などで除染を要請し、県は除染を実施しています。