測定日:2016年12月17日 13:55~14:29 天気:晴れ 北の風1m
測定地:春日部市豊野町2丁目
測定方法 地上高5cm を歩行による移動測定、地上高5cm・50cmの定点測定
移動測定 平均空間線量 0.049 μSv/h
越谷春日部バイパス沿いの公園です。工業団地の一画にある公園で、駐車場もなく、地域の人が利用するようです。それなりに設備もあり、遊べる公園ですが、ややバイパスの車の音がうるさく感じられました。
《 定点測定 》
写真1 ブランコの中の芝生地ですが、問題のない空間線量です。
写真2 大型遊具の周り、この公園内ではいちばんの線量の高い場所でした。写真3も同じ遊具の周りです。
写真3 写真2の遊具の周りを測定していて、警報ブザーが鳴りました。滑り台の降り口で窪地になっています。やはり雨水がたまるのでしょうか。きれいに整備された公園だけにちょっと残念です。
《まとめ》
大型遊具の周りが、やや高い感じもしますが、その他の場所は線量も低く、平均値は0.05μSv/hを下回りました。原発事故から6年、セシウムは均一に存在するのではなく、大半の場所は低減化していますが、雨水の流れ込む場所に移動して、その移動先で濃縮していきます。そうした場所は今後も監視していく必要があります。
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